2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なんなんだ−ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹

ユミヨシさんが大好き。読んでると、気持ち悪くなって、孤独を感じて泣きそうになって、暗闇が怖くなって、なんかもう感情をぐちゃぐちゃにされた。一体、この小説の何が僕をこんな風にさせるのだろう。

濃かった−コインロッカー・ベイビーズ/村上龍

濃いなーって感じ。コインロッカーで生まれたキクとハシの半生を綴る壮絶な話。続きが読んでみたいと言われるらしんだけど、そうだな。けど、あそこで終わってるのがまたいいのかも。 「69」を読んだときは、そんなにすごいなーとか思わなかったけど、村上龍…

爆笑問題の太田光「死ぬまでに読め!のススメ」

昔、爆笑問題のススメという番組があって、その最終回で太田光さんが、「死ぬまでに読め!のススメ」ということで、合計四冊を紹介している。その本について熱く語る大田の表現力がすごい。読みたくなる。さらに、太田の半生っていうものも、垣間見れて面白…

英語の語感にふれたよ−心にとどく英語/マーク・ピーターセン

「心にとどく英語」を読み終えました。 「日本人の英語」と「続・日本人の英語」の続編のような一冊です。この本は、その二冊とは違って、口語の英語を中心になってます。日本語を母国語をする人と、英語を母国語とする人との考え方の根幹の違いから説明して…

座右の一冊かな − 道は開ける/D・カーネギー

うん。確かに名著だと評判なことだけはあった。たまに読み返そう。 カーネギー本は、何冊も出てるけど、「人を動かす」と「道は開ける」の二冊が有名。 で、二冊とも、とりあえず読んだ。 次に、自己啓発を読むときは、とりあえずカーネギーの他の一冊に手を…

aiko Live DVD 2008「DECADE」が2009.3.4発売決定!

あまりに楽しみすぎて、思わず飛び跳ねたよー。aikoのLive DVDが出るよー! で、その内容が(http://aiko.can-d.com/news.htmlより) 先日、モバイルサイト「Team aiko」のaikoメールでもお知らせ致しました通り、多くの皆様からお問い合わせを頂いておりま…

右岸と左岸

たまたま大学の生協で「右岸」と「左岸」という小説を発見した。「右岸」は辻さんが、「左岸」は江国さんが書いた小説で、二冊が対になっている。まさに「冷静と情熱のあいだ」のRossoとBluで行われたのと同じ手法で、同じ作家の組み合わせだ。「冷静と情熱…

響きが素晴らしいな−夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

前回に引き続き、森見登見彦さんの作品を読みました。タイトルは「夜は短し歩けよ乙女」です。このタイトルの響きがとてもいい。声に出して見ると、しっくり来るのだ。「夜は短し」で七音、また「歩けよ乙女」で七音。七七でできているからかどうかはわから…

正月早々の妄想−四畳半神話大系/森見登美彦

あけましておめでとうございます。お正月から固い本を読む気になれなかったので、後輩推薦の小説を読んだ。作者は、京大の農学部出身のお方だそうだ。すべての大学生がとは言わないが、(特に理系の!)一部男子大学生が、大学生活半ばでこう後悔をする。僕…