物欲にからまった

 引越に向けて部屋にあるものを整理整頓している。ごちゃごちゃしているところから、しまうものはしまって、ごみは捨ててという普通の掃除から、いらないものといるものとに分ける段階になってきた。
 作業をしていると、物欲には2面性があるのだなと思った。いま無いものが欲しいという面と、いま有るものを手放せないという面。僕は、前者はあんまりないと思ってて(自分ではね)、一方で、後者にとらわれているのだなと、片付けながら感じた。
 当然、ものを減らそうと思えば、流入と流出の二面からコントロールする必要がある。これは、他のことにも当てはまって、貯蓄もそうだし、体重もそうだ。体重は、少なければ少ないほどよいということではなくて、健康的であったり、美的であったり、運動のパフォーマンスが最大化されるようなところがベストなわけだ。ということを所有しているものにも適応して考えると、自分の生活にもっとも適したベストな量を探る必要がある。
 ということを考え始めて、人生つらいなと思った(飛躍しました)。では、おやすみなさい。