9月の終わり

一枚

UMEDA HANKYU BLDG.

総括

 なんだかんだで一ヶ月終わってしまった。なにかしていたようで、なにもしていなかったような気もする。すっかり季節も秋めいて、空の様子もすっかり変わってしまった。「秋」と言ったが、関西の秋の始まりは、北海道の夏を思い出させる。日差しの暑さと風の心地よさ。ただただ蒸し暑い本州の夏ではない、あの夏。そんな夏の雰囲気の中、天気もよい鎌倉や江ノ島を訪れたことは、一つの幸せだった。旅行先で過ごす時間は非日常的なものなのだろうか。結局歩き回り、Twitterをして、本を読んで、写真を撮るといった行為だけをみれば、その行為を行っている場所以外は、大きな違いがないような気もする。非日常へ迷い込む決定的な事項は、場所を変えることではなく、不可避の(なんとなく偶然と思えるような)出会いなのではないかと思い、早合点を得る。深くは考えないことにした。

ひと言

季節外れの青春と、ノスタルジーだけを求めて。