はじめまして、本棚荘/紺野キリフキ

「うん、芸術か宗教の名を出せばたいていは許されると習った。ちゃんと恍惚とした顔で叫ぶ。『芸術よ!』って」 (p.109)

「でも、あれは野良のサラリーマンですよ」
「きっと元は雇われサラリーマンよ。だってネクタイを締めているもの」 (p.132)

 紺野キリフキさんの作品の雰囲気がとても好きです。教えてくれた、あいふらさんに多大なる感謝を。